琉球新報

沖縄の優位性を強調 東京でIT企業誘致説明会
琉球新報
2005/06/09
 【東京】IT関連企業の誘致を目指す第8回沖縄情報通信産業振興に関する説明会(主催・総務省、県)が8日、85社、約150人を集めて都内の都道府県会館で開かれた。パネルディスカッションでは、稲嶺恵一知事と県内でIT関連企業を経営する三氏が沖縄で事業を展開するメリットについて意見交換。三氏は「低価格な通信回線の提供」「若くて優秀な人材が豊富」「豊かな自然があり労働、住環境とも恵まれている」―など沖縄の優位性を指摘した。稲嶺知事は提言を踏まえ「情報発信や交通体系の見直しなど受け入れ態勢の整備に全力で取り組む」と語り、企業進出を呼び掛けた。

  パネリストは稲嶺知事のほかトランスコスモスCRM沖縄社長の石見浩一氏、ニイウス社長の末貞郁夫氏、シーポイント代表の野澤浩樹氏。経済ジャーナリストの中島洋氏がコーディネーターを務めた。

 沖縄進出を決めた動機について、電化製品の故障や使い方をアドバイスするテクニカルサポート業務を行う石見氏は「高齢化に伴い年配の人からの問い合わせが多くなる中、沖縄の人は優秀で対応に温かさがあると好評だ」と語った。

 システム開発などを手掛け、7月、名護市内に支店を開業する末貞氏は、「充実した国、県の通信コスト低減制度に加え、自然豊かな名護市は住環境が良く、仕事と生活のバランスが取れている」と述べた。

 ソフトウエア開発に取り組む野澤氏は「大半が素人だが、チャンスを与えるとまじめに技術を身に付け、潜在能力を発揮する優秀な人材が多い」と実感を話した。一方、三氏は課題として「公共バスの路線を充実させてほしい」「県内はビジネスに関する情報量が少ないので、もっと発信を」などと路線バスの充実、情報発信力を挙げた。

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