TOP > メディア掲載記事 > 琉球新報 H22.03.26

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最適なアジアのハブ

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将来はグループ会社形成 シーポイント

 ウェブのシステム開発や沖縄情報発信サイト「てぃーだブログ」などを運営するシーポイント(本社・静岡県浜松市)。2004年、浦添市西洲に沖縄支店を開設。2010年2月、子会社てぃーだスクエアを同市牧港に設立した。シーポイントの野澤浩樹社長(47)に聞いた。

−業務内容は。
「システム開発をしているが活用方法自体を提供するのが特徴だ。オンラインショップのシステムを開発したとき、実際にそのシステムでシャンプーを発売し、最高で年間4億円を売った。作って使って実績が出たシステムを商品化する。てぃーだブログもブログのシステムをPRし現在、モデルにしたブログが全国で47カ所稼動している」

−沖縄進出の理由は。
「10年、20年先を考えた場合、アジアへの展開が必要だと考えていた。アジアのハブとして沖縄は最適だ。同様な企業は多いが、沖縄ですると飛び抜けて目立つ。沖縄という銘柄はどこよりもインパクトがある」

−てぃーだブログを始めたきっかけは。
「沖縄の情報は多く供給されているようだが北部、南部、離島などの情報はすごく薄かった。ブログを開設して5年で5万人の参加者がおり、1日5千〜6千の記事が上がる」

−21日にオープンする企業支援施設てぃーだスクエアの役割は。
「ブログの参加者から、ネットだけでなく現実に皆が集まる場所がほしいという声が強まっていた。常に新しい情報が得られる場所にしたい。マーケティングや企業のプレゼンテーションの場としても活用する。沖縄の商材を用いた自社商品を開発し、売るシステム自体も提供したい」

−将来的な展開は。
「進出の時から分社化を考えていた。成長した従業員が各事業を拡大、分社し、グループ会社を形成するのがベストだ。離島から若者を出してもらって人材を育て、島に戻し事業を起こしてもらう取り組みもしたい」

−企業誘致で県に対する助言は。
「人件費の安さでいうと企業は既にインド、中国、ミャンマーなどアジアに目を向けている。価格競争ではなく、人を育てる企業を誘致するべきだ。県外で企業誘致セミナーをする場合、中小企業で頑張る会社を紹介した方がより効果的だ」

シーポイント 1996年11月、有限会社として設立。東京営業所と沖縄支店があり、従業員は契約社員などを含め全体で53人。グループ会社は沖縄のほかに中国・北京とタイ・バンコクにもある。てぃーだスクエアは上原稔社長。
(聞き手・宮城久緒)
【沖縄進出 わが社の選択】コーナー掲載

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