TOP > メディア掲載記事 > 中日新聞 H23.07.08

メディア掲載記事

沖縄活性化ブログで支援 浜松・シーポイントが経営コンサル

浜松発「はちみつパン」 マルト神戸屋が販売

「静岡発で沖縄の地域経済の活性化を」─。インターネットメディア事業の「シーポイント」(浜松市中区、野澤浩樹社長)は沖縄県内の子会社を通じて今月、現地の中小企業を対象に経営改善の本格的な支援に乗り出した。

会員制の企業向け経営コンサルティング事業を立ち上げ、国内外に張り巡らす地域の簡易ホームページのブログポータル(玄関)サイトのネットワークを活かして、シークワーサーの加工品や田イモなど沖縄で取れた「ウチナー」の地場産品の魅力を戦略的に発信している。

"口コミ"で地場産品発信

子会社で、沖縄県の代表的な地域ブログポータル「てぃーだブログ」を運営する「てぃーだスクエア」(沖縄県浦添市)が設立した会員制の経営コンサル組織は「てぃーだビジネスメンバーズクラブ(通称ティービズ)」。

ティービズを立ち上げた背景には、沖縄の中小企業が、「南国」としての知名度を生かした新ビジネスを展開するための潜在能力を生かしたいとの狙いがある。シーポイントの嶌田浩司営業本部長(48)は、「経営コンサルタントに相談するのは敷居が高いと感じたのか、能力がこれまで十分に生かされてこなかった」とみる。

シーポイントは、全国約50ヵ所の地域ブログポータルが情報を交換するサイト「マッパーズ」を運営。県西部の「はまぞう」のほか、タイやベトナムでも地域ブログポータルを直営している。

てぃーだスクエアは昨年3月から、来社したブロガー(ブログの利用者)に沖縄県産の試供品を無料で配布。感想をブログに投稿してもらうことで広告主の販売促進につなげるサービスも開始、これまで約100社の300商品を紹介した。ブログ関連事業のノウハウを、経営コンサルの理論に基づいて運用すれば、沖縄産品の魅力を国内外に発信できると判断した。

具体的には、ティービズ会員の企業向けに予約制の個別経営相談を実施。全国の中小の経営改善で実績がある富士市産業支援センター(エフビズ)と提携し、相談内容はすべてエフビズに諮って改善策を助言する。提携先の沖縄の中小企業や専門家も紹介。エフビズを介して静岡県内の企業との連携も積極的に支援する。

開発した新商品は、ブログのネットワークを通じて国内外に宣伝。ブロガーの口コミを利用し新規市場を開拓する作戦だ。会員の登録料は入会費が1万500円、月額5,250円で「一般の経営コンサル業者への相談料とほぼ変わらない」としている。

てぃーだブログは、沖縄県内のブロガーの約7割(てぃーだスクエア調べ)に利用されて影響力が絶大だ。嶌田営業本部長は「沖縄と日本、世界の懸け橋の役割を果たしたい」と意気込む。

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